愛知縣護國神社で出逢った人は・・・
10月27日(木)
ちょっとした 企みがあり
午後から愛知縣護國神社へ出かけました。
戦中派の方々は当時を思い出しながら合掌されます。
参拝を終え、集合写真を撮ろうとしている時に
一点の曇りもない一人の若者に声をかけられました。
「私がお撮りします、どうぞ お入りください。」
オジサン、内心写りたくないなと思いつつ
そして彼の古風な物言いに戸惑いつつも
撮っていただいたのが1枚目の写真です。
声のトーンと言葉遣い、
スーツの着こなしと美しい姿勢、
誰が見ても明らかに好青年なのに
現代を生きる若者という感じが全くしない。
存在の全てが凛としているのに、
瞳には強烈な憂い。
外出先でのコミュニケーション大好きなご利用者様が
「ご旅行でいらしたのですか?」
と明るく話しかけます。
「いいえ、違うのです。」
話したくなさそうでいながら
聴いてほしくて仕方がないようにも見えます。
「実は○○○で△△△に来たのです。」
詳しくは書きませんが
どうやら何らかのトラブルがあり
官公庁に呼び出しを受ける形でやって来たようです。
私たちは かける言葉も大して見つからず、
彼は美しい一礼とともに立ち去り
境内を散策し始めました。
太玉柱を撮りながらも、ずっと不思議な気分。
もしかして
彼は この地に眠る御英霊そのもの?
呼び出しというのは【赤紙召集】?
気づいたら彼の姿はありませんでした、
消えるように・・・
信じるか信じないかは貴方次第です。
そんな私の勝手な思いとは関係なく
帰りの車中は盛り上がっています。
「こっちの店でアイス食べた!」(金シャチ横丁)
「県庁、市役所は変わらんねぇ~」
そして今回の外出の
もうひとつの企み・裏テーマのキーワードが出ました。
「毎日、ここ歩いて学校通っとったなぁ~」
(つづく)